前回に引き続き今回は「宿題のやり方」についてです。
その中でも特に気になるのが「丸付け」です。
中学生の皆さんには丸付けまでの宿題を基本にしています。
丸付けをしていない、これは論外ですね。時間を完全に無駄にしています。
そして、意外と多いのがまとめて丸を付けるです。
まず問題をダーッと全部やって、その後に丸付けだけをダーッとやって終わり!!
うーん、これだと「やった」だけですよね?
その問題を解いてから丸付けまでに他の問題をたくさん解くので、その問題の記憶があいまいな状態で丸付けをすることになります。
もっと言えば、解いてから丸付けするまでにその問題に対する興味が無くなってしまいます。
こんな状態で丸付けをしても、ただ「あってる」「間違ってる」だけで終わってしまいます。
「マルマル…あ、バツ…まあいいや次…マルマルバツ…」
残念ながらこれも時間の無駄と言わざるをえません、やった気になってしまう分、なかなかにタチが悪いです。
そこで、再度お願いです。
自分がどう考えてその答えを出したか、を忘れないうちに丸付けをして下さい。
具体的には、 1ページ終わったら、すぐにそのページの丸付けをして欲しいのです。
「マルマル…あ、バツ、なんで?…あ、そうか…」
この < なんで? → あ、そうか > が学習の定着にはとても大切なんです。
自信の無い単元などでは、一問ずつ丸付けをするべきです。
この習慣を付けることが出来れば、成績も必ず上がります!