こんにちは、塾長の古川です。
「かつてここには桜の木があった。その木が見守り続けた時間があった。誰もが忘れたって、その時間はちゃんと今につながっている」
本多孝好さんの書いた『Good old boys』の一節です。
先日、この3月に塾を卒業した現高校1年生を数名招いて、「教材研究会」を開催しました。
実際に最近まで生徒だった彼らの力を借りて、一橋セミナーの教材をよりよくしようという試みです。
生徒たちは受験勉強中、教材に色々と書きこみをしていましたので、それを見ながら「ここが、こうだったらよかった」とか、「こんな表がほしかった」といった意見をいただきました。
卒業生たちの意見を活かして、今年・来年と続いていく受験生たちへ、よりよい教材を提供していきます。
そんな折、卒業生の一人が言いました。
「なんか、もう塾は後輩たちのものになっちゃったみたいで、淋しいな」と。
確かに、時間は刻一刻と移り変わっていきます。でも、皆さんが過ごした時間は、きちんと今につながっています。
皆さんの力を借りて、よりよい教材をつくり、よりよい一橋セミナーをつくることで、
「かつて」と「今」はつながっていくのです。
卒業生の皆さん、ご協力ありがとうございます。
在校生の皆さん、今後配布される各種教材をお楽しみに!