こんにちは!塾長の安田です。
授業中、テキストに直接答えを書き込む生徒を時々見かけますが、これは絶対にやらないでください!
数学、英語ともにそうです。その理由をいくつかあげてみましょう。
1)狭い場所にごちゃごちゃ書き込むと計算ミスを誘発するから。
数学の計算問題は途中式をていねいにノートに書く事が大切。もし間違った場合に、どこでどう間違えたのかを追いかける
ことで、同じミスを二度としないようにするのです。紙がもったいないなどと言わないでください!勉強のためには
たくさんノートを使うべきなのです!
2)英語の穴埋め問題では、穴だけ埋めても意味がないから。
文の最初から最後まで、穴の部分も含めて手で書くことを徹底しましょう。一つの文には必ず主語があり、動詞が
あります。全部書くことで、知らず知らずのうちに英語の構造を頭にたたきこむことができるのです。
3)解き直しをすることがあるから。
前に学習した場所を、復習のためにもう一度やりなおすことがあります。そんなときに、すでに答えが書き込まれて
いたらどうでしょう?解き直しができなくなりますね?着実にモノにするためには何度も復習をすることがとても
大切です。
4)書く練習は作文力などアウトプット力の向上につながるから。
昔の人は経典などを丸写ししていました。これは単に印刷技術がなかったから、という理由だけではありません。
丸写しすることで、一字一句まで深く理解できるからです。最近ではそのようなことはすっかりなくなりましたが、
書く練習の意味は少しも変わっていません。
面倒くさがる人も多いです。しかし、そんな面倒くさいことをいとわずやることこそが学力向上の秘訣なのです。
